ウェアラブルメイト

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20代女性のニーズに応えることが、ウェアラブル市場成長のカギ!?

引用:ウェアラブル株式会社

ウェディングドレスブランドとウェアラブルデバイスブランドが異色のコラボ

心拍センサーを装着できるスポーツウェアを販売する株式会社ウェアラブルが、ウェディングドレスのブランドで有名な「THE HANY」とコラボレーションしてオリジナルウェア「フラワーシリーズ」「レインボーシリーズ」の2種類の販売を開始する。

ウェディングドレスブランド「THE HANY」とウェアラブル機器搭載スポーツウェアブランド「wearable」のコラボレーション商品が登場

株式会社ウェアラブル プレスリリース詳細

フラワーシリーズ
引用:ウェアラブル株式会社
レインボーシリーズ
引用:ウェアラブル株式会社

今回のコンセプトは、「スポーツをもっと楽しくHappyに!」

ハイクオリティな素材と着心地に加え、女性らしく華やかなデザインで、ワークアウトの時間が楽しくHappyになれるアイテム。

コラボレーション商品は、心拍センサー付きスポーツタンク、レギンス、タンクトップ、ショートパンツ、Tシャツ、パーカー(フラワーシリーズのみ)、オフショルダートップス(レインボーシリーズのみ)の全12型。

「フラワーシリーズ」は、7/22(水)~7/28(火)に伊勢丹新宿店で開催される「THE HANY 10th ANNIVERSARY」で、先行展示・販売を開始する。

その後。店舗、ネットでの販売を予定している。

【株式会社ウェアラブル 会社概要】
会社名:株式会社ウェアラブル
代表取締役:山下 誠
本社:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-13-5 BPRレジデンス渋谷1208
店舗:〒107-0061 東京都港区北青山3丁目8-5 北青山3丁目1棟ビル
設立:2016年6月
資本金:99,990,000円
事業内容:ウェアラブル機器組込みウェアの開発、販売/ウェアラブル機器の販売
URL:https://wrb.co.jp/

【株式会社HANY INTERNATIONAL 会社概要】
会社名:株式会社HANY INTERNATIONAL
代表取締役:赤崎 公隆
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山2-8-2サマリヤマンション801
事業内容:ウエディングドレス事業、デザイン
URL:https://www.the-hany.jp/

心拍センサーによる計測、専用アプリでモニタリング

株式会社ウェアブルは、ファッションブランド「wearable」を展開しており、これまで心拍センサーを装着できるスポーツタンクなどのウェア販売や心拍センサーに連動するトレーニング管理アプリ「Wearable Challet」を運営している。

スポーツタンクには専用の心拍センサーを収納することができ、ヨガ、ジム、ランニング等の運動時だけでなく、日常においても自分のカラダの変化を「Wearable Challet」で正確にモニタリングできる。

スポーツタンクの現行シリーズは、以下の楽天サイトで購入できる。

また、連携する専用アプリは以下からダウンロードできる。

「Wearable Challet」(ウェアラブルチャレット)

iOS版 Anrdoid版

スポーツタンクに装着した心拍センサーと連動し、心拍数・呼吸数・消費カロリーなどを計測できるトレーニング管理アプリ。

引用:(ウェアラブル)「Wearable Challet」

専用アプリでは、有酸素運動、無酸素運動の時間を計測したり、チャット機能でトレーニング結果を共有し、仲間と応援し合ったり、ジムのインストラクターと消費カロリーを共有してアドバイスをもらうこともできる。

ちなみに、「Wearable Challet」の開発元は、株式会社アイフリークモバイルだ。

アイフリークモバイルは、「チャレットソリューション」というグループチャット機能と仮想通貨管理機能を備えたプラットフォームをクライアント企業にカスタマイズして提供するサービスを提供している。

株式会社アイフリーク

「Challet(チャレット)」 チャットとウォレットでクライアントのサービスを加速させるソリューション

女性ランナーがマラソンブームに与えた影響力

2008年に東京マラソンが始まってから、多くの人がマラソンに興味を持ち出し、今のジョギングやランニングのブームに至っている。

笹川スポーツ財団の調査結果によると、1998年から2018年までの間で、「週2回以上」のジョギング・ランニング実施する割合が男女ともに全年代を通じて増加している。

中でも、最も顕著な増加を示しているのは「20歳代女性」だ。

その実施率は、1998年の「0.9%」が、2018年には「4.3%」に伸びている。

なんと、5倍近い伸びだ。

 週2回以上の実施率の推移(年代別、性×年代別)

引用:公益財団法人笹川スポーツ財団「ジョギング・ランニング実施率の推移」(2018年)

20歳代女性にジョギングやランニングの人気が高まった理由の1つに、ワンピース型のランニングドレス(ランドレ)、ランニング用のスカート(ランスカ)、女心をくすぐるデザインのシューズなど女性向けの製品が多く登場したことが挙げられる。

ファッションを楽しみながら走りたいという20歳代女性のランナーのニーズに応えようと、各社スポーツメーカーも日々努力している。

女性ニーズの取り込みが市場活性化のカギ?

今回の異色とも思えたウェアラブルデバイスを販売する「wearable」とウェディングドレスブランド「THE HANY」のコラボレーションだが、ウェアラブルデバイスに関する女性の潜在的なニーズを引き出す新たなきっかけになるかもしれない。

ウェアラブルデバイスは計測の正確さなどのシステム機能性は重要だが、利用者を拡大させるためにはデザインやファッションに関するニーズに応えていくことも重要なカギになりそうだ。

「スポーツタンク」の現行モデルは楽天ショップで購入できる