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ソニー製の「エアコン」!?

引用:(ソニー)インナーウェア装着型 ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET」 一般販売を開始

なんと、ソニーが「エアコン」を発売

本日、ソニーが一般販売を開始したのは、なんと”着るクーラー”「REON POCKET」(レオンポケット)というウェアラブル製品だ。

引用:(ソニー)インナーウェア装着型 ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET」 一般販売を開始

「REON POCKET」は、専用のスマートフォンアプリからBluetoothを経由でインナーウェアに着けている「REON POCKET」本体を自分好みに冷却、加熱ができる製品。

これからの暑い時期や、寒い時期にも快適に過ごせる製品だ。

冷却と温熱それぞれ4段階で調整できる

『REON POCKET』本体は、冷却と過熱それぞれ4段階の調整が可能であり、専用インナーウェアの首元にある背面ポケットに収納できる。

引用:(ソニー)インナーウェア装着型 ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET」 一般販売を開始

『REON POCKET』本体をインナーウェアの背面ポケットに収納すれば、本体が首もとにフィットするので、本体で調整した熱が首元に伝わるという仕組みだ。

引用:(ソニー)インナーウェア装着型 ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET」 一般販売を開始

専用インナーウェアは、東レインターナショナルが製造しており、吸水速乾性を持つポリエステルで作られている。

ちなみに、インナーウェア自体に温度を伝えるための回路等は組み込まれていない。

ひょっとして、スマホが発熱するのと同じ原理!?

「REON POKET」は、なんでもソニーがこれまでのモバイル機器の開発で培ってきた独自の熱設計技術から生まれた商品とのこと。

それを聞いた私は、ずっと昔、とても寒い冬の時期に、友人がスマホ(ソニーのXperia)で動画を連続再生して本体が熱くなってしまった際に、「これは、ちょうど良いカイロだ!」と、スマホを嬉しそうに手や首元にこすり付けていた友人の顔を思い出してしまった。
(「REON POKET」が、そのままスマホの過熱現象を使っていることはないと思うが)

様々なモードで、シーンに合った使い方ができる

「REON POCKET」は、専用アプリから3つのモードが選択できるので、シーンに合った自分好みの温度調整や使い方ができる。

モード機能利用シーン
オートモード本体に搭載された複数のセンサーにより、本体内部や冷温部の温度、ユーザーの行動を感知し、温度を自動的に調整。
歩行動作をリアルタイムに検出。
通勤時など
マイモードCOOL/WARMの繰り返しやオフタイマーを設定できるモード。
動作時間の設定が可能。
近所への買い物や自宅など
クイック起動スマートフォンからの操作が不要。
本体のボタンを押すだけで起動。
すぐに使いたいとき
引用:(ソニー)インナーウェア装着型 ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET」 一般販売を開始

「クーラー」だけじゃない!
冷温両対応だから1年中使える

『REON POCKET』は、急速な冷却と温熱の機能を備えているので、1年中使うことができる製品だ。

ソニーの実験報告によると、夏場と冬場に『REON POCKET』を使った場合の5分後の温度変化は以下の通り。

いつでも冷却と温熱を切り替えられるので、夏場のエアコンが強すぎて寒い時、冬場のエアコンが強すぎて暑い時、遅刻しそうで会社や客先まで走った直後にも、「REON POCKET」は重宝しそうだ。

今後は、スポーツや登山用の製品なども登場するのかもしれない。

今回紹介した製品

『REON POCKET』本体 13,000円(税別)

専用インナー(S・M・Lの3サイズ、ホワイトとベージュの2色)1800円(税別)

REON POCKET公式サイト:https://reonpocket.sony.co.jp/