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「Fitbit Pay」が来た!

引用:ソニー銀行「Fitbit Pay が Sony Bank WALLET と連携し日本で利用可能に」

「Fitbit Pay」、ついに国内で本格稼働

本日、ソニー銀行が、自社で発行するVisaデビット付きのキャッシュカード「Sony Bank WALLET」で「Fitbit Pay」(フィットビット・ペイ)に対応したことを発表しました。

関連記事:「Fitbit Charge 3」でFitbit Payを使ってみた(コンビニ編)

「Fitbit Pay」は、Fitbitのスマートウォッチやフィットネストラッカーを店頭にあるレジのタッチ決済用リーダーにタッチするだけで決済ができる非接触決済サービスです。

Fitbit 「Fitbit Pay」

引用:Fitbit 「Make payments easier with Fitbit Pay」

「Fitbit Pay」は使える店舗が多い

「Fitbit Pay」は、「Visaのタッチ」決済対応マークのある、国内外のVisa加盟店で利用することができます。

国内の主な店舗:イオン、セブンイレブン、ローソン、マクドナルド、ゼンショーなど

「Visaタッチ決済」とは

コンビニエンスストアやスーパーなどのレジ横にあるリーダーに非接触対応のVisaカードをタッチするだけで、サインも暗証番号も不要で、スピーディーに支払いが完了できる仕組み。

引用:Visa「Visaのタッチ決済とは」

低価格のフィットネストラッカーでも利用できる

今回「Fitbit Pay」の対応機種として発表されたのは以下のFitbitデバイスです。

  • Fitbit Ionic
  • Fitbit Versa 2
  • Fitbit Versa
  • Fitbit Charge 4
  • Fitbit Charge 3




対応機種の中には、1万円台前半で購入できるフィットネストラッカー「Charge 3」も含まれています。

これまで、国内でスマートウォッチを使ったキャッシュレスなタッチ決済は、Apple WatchやGarminのGPS搭載ウォッチなど、1台あたり最低でも2~3万円するデバイスでしか利用することができませんでした。

しかし、「Fitbit Charge 3」は1万円台前半で購入ができるので、国内においてウェアラブルデバイスによるキャッシュレス決済の導入のハードルが一気に下がった印象があります。

「Fitbit Pay」を使うには

「Fitbit Pay」を利用するには、予めソニー銀行で銀行口座の開設をし、ソニー銀行からVisaデビット付きのキャッシュカード「Sony Bank WALLET」を発行してもらう必要があります。

ソニー銀行 Visaデビット付きのキャッシュカード「Sony Bank WALLET」

引用:ソニー銀行公式チャネル「サクッとわかる!Sony Bank WALLET」

「Sony Bank WALLET」のカードを入手したら、「Fitbit Pay」専用アプリを使って、使用するカード情報とFitbitのスマートウォッチあるいはフィットネストラッカーを登録します。

引用:Fitbit 「HOW to Add Debit or Credit Cards for Fitbit Pay」

「Fitbit Pay」に「Sony Bank WALLET」を登録する際に、年会費や利用手数料はかかりません。

「Fitbit Pay」を使って「Sony Bank WALLET」から1回に利用できる上限額は5万円となっています。

「Fitbit Pay対応開始記念」キャンペーン

現在、ソニー銀行が「Fitbit Pay対応開始記念キャンペーン」として、7月7日~7月31日まで最新のFitbit製品(Fitbit Versa 2、Fitbit Charge 4)を限定価格で購入できるキャンペーンを行っています。

ソニー銀行「Fitbit Pay対応開始記念キャンペーン」

(私的)「Fitbit Pay」の国内展開に関する予想

今年4月、ソニー銀行は、同じく「Visaタッチ」を利用する「Garmin Pay」に対応を開始しています。

おそらく同じような契約形態で今回の「Fitbit Pay」の対応サービス拡大に至ったものと予想されます。

このため、ソニー銀行と同じく「Garmin Pay」に対応している三菱UFJ銀行やジャパンネット銀行の場合、Fitbitと手数料などの条件について折り合えば、「Fitbit Pay」の対応に続く可能性は高いと予想しています。

Fitbit Pay は、これまでニューヨーク、シカゴ、バンクーバー、ロンドン、台湾、シンガポールといった大都市の地下鉄や交通機関の運賃支払いで利用されています。

日本国内の場合、交通機関に関する支払いといえば、Suicaが圧倒的なブランドを誇っており、そこに「Fitbit Pay」が参入するのは容易ではありません。

しかし、昨今、財布やカードをもたずに、ウェアラブル端末によるキャッシュレス決済のニーズが高まっているのも事実です。

こうしたニーズに応えるためには、いかにコストを抑えた利用環境を提供できるかが重要になります。

今後「Fitbit Pay」が国内でどこまで普及するのか注目したいと思います。

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