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GPSウォッチについているナビゲーションの機能を使ったことある?
一部のGPSウォッチではナビゲーションの機能が搭載されているのをご存じだろうか?
え?スマホの地図アプリがあるから必要ない??
自分のGPSウォッチにナビゲーション機能があるけど、1度も使ったことがない?
それは、非常にもったいない。
確かに、GPSウォッチの画面はスマホよりもはるかに小さく、スマホの地図アプリのように手軽に目的地を設定することができない。
このため、自分のGPSウォッチにナビゲーションの機能があっても、その機能の使用を敬遠している人も多いと思う。
しかし、一度でもその機能を使ってみると、ウォーキングやジョギングで今まで行ったことのない場所に行くのに非常に役に立つ機能であることがわかるはずだ。
スマホの地図アプリ VS GPSウォッチのナビゲーション
スマホの地図アプリの場合、GPSウォッチよりも画面が大きく、簡単に目的地を検索し、現在地から目的地までのルートを調べることができる。その際に周辺の道路や交差点名、建物名など様々な地図情報を提供してくれる。
一方、GPSウォッチのナビゲーションの場合、管理画面(WEBサイト)や専用アプリから予め特定の場所から目的地までのルート情報を作成し、そのルートのデータをGPSウォッチと同期させておく必要がある。ちょっと面倒だ。
GPSウオッチのナビゲーションでは、小さい画面で(同期した)ルート情報、現在地、目的地への方向、方角ぐらいの限られた情報しか提供しない。
しかし、不思議なことに、ウォーキングやジョギングをしながら目的地に向かう場合、豊富な地図情報を提供するスマホの地図アプリよりもGPSウォッチのナビゲーションの方が圧倒的に進路がわかりやすく、ウォーキングやジョギングの妨げにもならないのだ。
スマホの地図アプリを使うと道に迷いやすい!?
スマートフォンの地図アプリの場合、現在地周辺の道路や店舗、交差点情報などを提供するので一見とても便利そうだ。
しかし、予め目的地が決まっている場合、目的地に進む際に余計な情報も多く、これらの余計な情報が進路を迷わせる原因になる場合がある。
また、1画面の情報量が多いため、スマホの画面に見入ってしまい、いわゆる「歩きスマホ」と呼ばれる周囲への中が散漫な状態になりやすい。
情報が少ないから道に迷わない!?
一方、GPSウォッチのナビゲーションでの情報確認はとてもシンプル。
GPSウォッチの画面に表されるのは、現在地、予め設定しているルート情報、目的地までの進路方向、方角ぐらい。
それだけの情報でも、ウォーキングやランニングをしながらGPSウォッチの画面でルートの上に現在地がいて、進行方向が合っていることさえ適時確認すれば、あら不思議ちゃんと目的地にたどり着けるのだ。
なお、「Suunto 9」の場合、目的地に到着すると、同じルートを帰路として自動でナビゲーションしてくれる機能がある。
もしGPSウォッチのナビゲーションで目的地まで行く途中、ちょっと気になるお店やスポットがあれば、その時は一旦立ち止まってスマホの地図アプリで詳細な情報を調べれば良い。
ちなみに、GPSウォッチのナビゲーション機能では、カーナビのようなルートを外れた場合に自動で新しいルートを案内してくれるような気の利いた機能はない。
GPSウォッチのナビゲーションは、ウォーキングやジョギングでの利用に最適
GPSウォッチのナビゲーションの使用感としては、車の運転中に使用するスマホのカーナビアプリに似ている。
ウォーキングやジョギングなどの運動中も、スマホの地図アプリよりもGPSウォッチのナビゲーションのように目的地までの情報は最小限に知らせてくれる機能の方が、運動には集中しやすい。
GPSウォッチのナビゲーションを使うと、今まで行ったことがないお店やスポットにもウォーキングやジョギングをしながら迷わずにたどり着けるので、いつもより少し遠くまでお出かけする機会が増えそうだ。